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タイヤのトラブル、どうする?

2024.09.17

みなさん、こんにちは!

世の中はすっかり夏休みが終わったというのに福岡では気温が35度を超える日が続き、まだ夏が終わる気配がありません。

 

夏休みの記憶も薄ぼんやりとしてきた今日この頃ですが、皆さんもひと月前は色々なところへ旅行や帰省へ全国走り回ったのではないでしょうか?

移動が増えればトラブルも増える。JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の発表によると今年のお盆期間(2024年8月10日~8月19日)のロードサービス受付件数は全国で7万5125件にもなったとのことです。内容は様々ですがタイヤのトラブルも多く占めるそうです。

 

前置きが長くなりましたが、航空機にも勿論タイヤがあり、整備士の絶え間ない努力のおかげで頻度は少ないですがトラブルが発生することがあります。

こちらの写真は問題のない通常のタイヤの様子です。

先月、8月13日に成田空港で貨物機の機材トラブル、タイヤがバーストしたことにより滑走路が封鎖させれたニュースも記憶に新しいかと思います。

では航空機のタイヤにトラブルがあった際、スペアタイヤはどう用意するかご存知でしょうか?

その空港に拠点があったり協力会社などある航空会社は各空港にスペアタイヤの用意がありますがすべての航空会社がそういう訳ではありません。

 

実は自家用車と同じように航空機もスペアタイヤを積んでいる場合があります!

ではどこに用意してあるのでしょうか?

 

このブログをよく見て頂いている方はもうお馴染み、貨物室です!

 

FKT(フライトキット)と呼ばれ、タイヤをはじめスペアパーツなどを積んでおります。

比較的起こりやすいトラブルに対応できるようになっておりますが、勿論すべてに対応できるわけではありません。

トラブルが起きた空港にパーツがあれば問題ないのですが、なければ当該空港まで輸送することもままあります。

急ぎで必要となるものなので、ときには航空会社の垣根を越えて、別の航空会社を利用して輸送することもあり、その際は優先順位(プライオリティ)が上がりどの貨物よりも優先して輸送いたします。

 

そのような作業を行うと、直接航空機の修理に携わることはありませんが縁の下の力持ちとしてグランドハンドリングは様々な業務に関わっているのだなと実感する瞬間でもあります。

 

是非、皆さん一緒に西アカでグランドハンドリングをはじめとした航空業界について学びませんか?

 

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